Monthly Archive: 2018-July

他の解熱鎮痛剤とは違うセレコックスの特徴
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他の解熱鎮痛剤とは違うセレコックスの特徴...

セレコックスは胃にやさしい鎮痛剤です。 炎症を鎮め、痛みをやわらげる効果があり、ゆるやかに効きはじめ長時間持続する特徴を持っています。 速効性の解熱鎮痛剤と違い、胃粘膜の保護作用低下を抑えて胃に負担をかけにくくし、副作用が少ないとされています。 長時間効果が持続するため、腰などの痛み止めとして最適です。 解熱鎮痛剤としての効果を持ちますが、セレコックスは解熱作用の保険上の適応がなく、効能としての記載はありません。 そのため解熱作用がないと思っている人も少なくありませんが、他の解熱鎮痛剤と同様の効果を持っています。 元来、鎮痛・消炎剤として開発された薬であり、胃にかかる負担を軽減し長時間効果を持続させることを目的とした薬なのです。 ほかの解熱鎮痛剤では胃に痛みがでやすいという人には適しています。 また長時間の効き目ということでは、1日2回の服用で24時間持続するため、日中服用することを気にする必要がなく仕事に集中できます。 セレコックスの抗炎症作用は、大腸がんを予防する効果があるともされています。 大腸の炎症を鎮め、ポリープの増殖を食い止める働きをするため、予防効果と大腸がんのリスクを軽減します。 その効果は抗がん剤と併用することで抗腫瘍効果を発揮し、抗ガン治療に処方している病院もあります。 副作用の少ない薬とされていますが、どのような副作用があるのか知っておく必要があります。 ひとつには、インフルエンザを発症しているときは使用しないこと、これは解熱鎮痛剤全般に言えることですが、合併症であるインフルエンザ脳炎・脳症を悪化させる可能性があるためです。 インフルエンザの際に使用できる鎮痛剤は限られているため、医師から処方されたものだけ服用するようにしましょう。 もうひとつには、長期間の使用は避けることです。 長い期間服用を続けると、心血管系に悪影響を及ぼすことが報告されているためです。 ほかにも、痛み止めなどの解熱鎮痛剤を服用する際には、決められた時間の間隔を守り、他の薬との飲み合わせにも注意が必要です。 セレコックスなどの「非ステロイド性消炎」って? 非ステロイド性抗炎症薬は、痛みを起こす原因の発生を防ぐ働きがありますが、一般的な非ステロイド性抗炎症薬は胃粘膜の保護作用を低下させるものが多いのです。 それを改善するために開発されたセレコックス、その有効成分セレコキシブには胃を荒らすことを防ぐはたらきがあり、胃粘膜の保護作用を保ちながら痛み止めの効果を発揮するという特徴があります。 通常の鎮痛剤では1日3回の服用であることに比べ、効きはじめは緩やかながらも長時間効果が続くセレコックスは、1日2回の服用です。 また次の服用まで、通常の鎮痛剤は3~4時間の間隔をあけるとされていますが、セレコックスは少なくとも6時間以上開けなければならないとされています。 薬の服用に関する注意点はそれぞれ異なるため、副作用を防ぐためにも注意を守らなければなりません。 医師の処方せんが必要なセレコックスですが、服用後に吐き気・嘔吐・発疹など副作用と思われる症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受ける必要があります。 セレコックス有効成分セレコキシブは、アスピリン喘息・消化性潰瘍・重篤な肝障害・重篤な腎障害・重篤な心機能不全のある人には服用を禁止しています。 また妊娠末期の人や冠動脈バイパス再建術の周術期の人へも禁止しています。 注意書きには、致命的な事象の発現を防ぐために必要な事項が記載されていますので、用法・用量等を守り、医師の処方によって服用してください。 長期服用については、まだ安全性が確立されていないため、長くても1年を超えない期間での服用とされています。 鎮痛剤を服用する際には、ほかに飲んでいる薬の存在を明らかにし、医師に伝えなければなりません。 飲み合わせによって重篤な副作用も考えられるため注意が必要です。